だって、おいしさって味だけじゃないでしょ。
市民プールのうどん、おまつりの焼きそば、新幹線の中のシュウマイ弁当。
シュチュエーションが生み出す美味イリュージョンも大きいわけで、
食卓の上で、味だけ再現したところで同じ感動の再会はできるのか?
味との出会いは、一期一会。もう、あの頃には、もう戻れない。
つい美味しい出会いに執着して、女々しくお持ち帰り用まで買っちゃうくせに、
家に着くや冷蔵庫の中でほったらかしとか。思い出を汚すことをやめたい。
美味しかった、ありがとう。
ちょっと名残惜しいバイバイがちょうどいいのかもね。
おうちまで会いに行かないと会ってくれない、ミッシェルバッハちゃん。